第258回安全大会
普段生活している中で、便利な世の中になったと思いませんか?
すべてが自動化され、短縮される時間・・・ただ漠然と仕事をして、1年が過ぎるのが早く感じるこのごろですが、これからの私たちはどうあるべきか、話してみてはいかがでしょうか。

過去、現在、未来について考えて見ましょう。

過去:1982年(昭和57年)
25年前の出来事や流行っていた事を調べてみました。
・ソニーが日本初のコンパクトディスクプレーヤーとCDソフトを同時発売
・10月4日笑っていいとも!が放送開始
・ヒットした映画 E・T、ランボー、ブッシュマン、蒲田行進曲
現在:2007年(平成19年)
今年これからの注目したい出来事をまとめてみました。
・2月18日 第1回東京マラソン開催
・3月18日 パスネット・バス共通カードのICカード化(PASMO)でSuicaと相互利用可能に。首都圏のJR・私鉄・地下鉄・バスが1枚のICカードで利用可能になる。
・4月27日 東京丸の内口正面に新丸の内ビルディングオープン
・10月1日 郵政民営化に伴い、日本郵政公社が解散。日本郵政株式会社を持株会社として、郵便事業株式会社、郵便局株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険、独立行政法人郵便貯金・簡易保険管理機構が発足。
「イノベーション」って何?
イノベーション(innovation)の語源は、ラテン語の"innovare"(新たにする)(="in"(内部へ)+"novare"(変化させる))とされています。日本語では、よく技術革新や経営革新、あるいは単に革新、刷新などと言い換えられていますが、イノベーションとは、これまでのモノ、仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすことを指します。
例えば、内燃機関(エンジン)や半導体の技術は、他の技術と組み合わさって自動車やパソコン・インターネットとして世に現れ、我々の生活を大きく変えました。これらは典型的なイノベーションの例と言えるでしょう。

「イノベーション25」って何?
「イノベーション25」とは、安部政権の所信表明演説に盛り込まれた公約の1つ(※)であり、2025年までを視野に入れた成長に貢献するイノベーションの創造のための長期的戦略指針のことです。
政府として「イノベーション25」の策定を重点的に進めるため、イノベーション担当大臣を設置して高市早苗内閣府特命担当大臣をこれにあてるとともに内閣府に「イノベーション25特命室」を設置しました。
※「成長に貢献するイノベーションの創造に向け、医薬、工学、情報技術などの分野ごとに、2025年までを視野に入れた、長期の戦略指針「イノベーション25」を取りまとめ、実行します。」(平成18年9月29日 第165回国会における安部総理所信表明演説より)

どのように検討が進むの?
「イノベーション25」の策定にあたっては、国民の皆様の声を聞くことが重要と考えています。このため、産学の有識者からなる「イノベーション25戦略会議」を設置するとともに、意見の募集を開始しました。今後、第1段階として、平成19年2月までに、イノベーションで、2025年の国民生活が、安全性や便利性の面も含めて、どう良くなるのかを分かりやすい形で示すとともに、そのためにどのようなイノベーションを目指すのか等についてとりまとめる予定です。この段階では、多くの方から意見を寄せてもらい、その意見も積極的に会議で取り上げていきたいと思っています。
そして、この成果をもとに、第2段階として、総合科学技術会議等を活用し、戦略的な政策のロードマップの検討を行い、これらをあわせて「イノベーション25」としてとりまとめることとしています。

三信ボイス
早いもので、早2月も半ばになり寒さも本格的になったが、陽の光は春の息吹を感じるようになった。雪国では、雪が少なくスキー場ではオープン出来ない所もあるらしい、これも温暖化現象だと思う。昨年の今頃は大雪に見まわれて積雪量の多いところでは、4m以上積り家屋の倒壊や道路の閉鎖があった。話はころっと変わるが、今年の2月3日は節分で4日は立春だと言う事は皆様ご存知のことと思う。昔節分は年に4回あったという、立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分をさした。現在では節分といえば立春の前日を意味します。又、占いでは「節分以前に生まれた人の干支は前年の干支」といいます。中国の占いでは年の初めを立春としているためです。立春を過ぎると厄介なものが飛んでくる、皆様ご存知の花粉です。気象庁の発表によると今年のスギ花粉の飛散量は平年より少なくなる予測が出ている。原因は昨年7月の日照時間が短かった事が、花粉を飛散する雄花の着花状況が平年より少なかったことが原因と云われる。花粉症に苦しむ人にとっては朗報となりそうだ。まだまだ寒さが続く2月は、新丸の内ビルを始め忙しい現場を抱える社員・作業員さんは、残業の連続が考えられますので、健康管理に十分留意して安全作業にも心がけてください。

ご安全に・・・