第258回安全大会
建築業界の現状における工事の発注と現場作業の流れ(電気設備工事)

現在、世の中はインターネットの普及に伴い、一般のユーザー(お客様)が豊富な情報とともに、自由に商品を選び尚且つ、販売会社へ直接問い合わせし、一番値段の安い物や信用性・安全性の高い物(早くて・安くて・うまい物)とみきわめ購入が簡単で誰もが出来るようになりました・・・
そんな中、我々の建築業会も近い将来において変わります?
将来は施主・オーナー様からの建築会社への一括発注ではなくて、電気は電気工事会社へ直接のオーダーが求められます、そんな時代が予想されて来ています。なぜなら、建物は完成した後は、特に(電気設備)は、ライフラインであり常に必要とされ、さらに故障時・災害時等においては早急に対応・復旧工事する必要があるからです・・・
施主・オーナー様から見た場合に、直接の連絡と早急の対応が、将来においてまで常に求められるからです。
皆さん・・・我々、電気工事のプロとして大切な事は
①お客様を大事にする事と安全に作業する事
②自分の将来を考えて行動し、家族共々の健康と安心そして潤う事
③TSD・信友会のメンバーであり、現場に入って作業するときには、プロとしての自覚を持ち、電気工事に従事し三信(信用・信頼・信念)と信友会の(責任とプライド)を持ち続けていく事。
三信ボイス
五月晴れと昔からよく言われているが、今年は少し様子が違うようだ。雨や曇りの日が多く肌寒い日が多い。又、海外に目を向けるとミャンマーではサイクロンで、十数万人が被災し、中国では四川省で大地震が発生して同じく十数万人の人々が被災した。サイクロンや大地震等の自然災害の猛威に対して、現在の人間の力では如何する事もできないのが現実だ。サイクロンは別にして、四川省の大地震での建物の崩壊の原因の一つは、建物の構造上の問題や手抜き工事では無いかと云われている。二・三年前にマンション建設で問題になった某設計事務所の設計を思い出す。工事の安全は一人一人の安全意識とチームワークで災害は防げるのではないだろうか・・・

ご安全に・・・